オピニオンコーナー

個々の国民が自由に考え、自由にその考えを多くの人々に伝え、発表できることにより、国民国家の民主主義は健全性を保つことができます。 しかし、グローバル化が進む社会の動きは早くかつ大きなものです。その動きに、一人だけでは、ついていけず、その結果、政治、経済などの諸分野における情報分析・精査、ダイナミックかつ総合的な視野によるバランスが取れた判断そして思想構築が困難になりつつあります。

また、政官そしてメディアによる情報の取り扱い方も、かなり「勝手」であり、国民は自らの健康・命そして生活に大事な情報にタイムリーに接することができず、「人間安全保障」が蔑ろにされるケースも多々あります。 限界が見え始めた新自由主義経済、地政学的なリスクが高まる東アジア、国家主権と国際的な取り決め(TPPなど)の対峙など、世界の政治・経済は、その揺れを高めつつあります。一人一人の真摯な知的研鑽は「仲間」を得ることにより、政治、経済におけるグローバル、地域そして日本の構造上の問題を解決する巨なる「知の力」となると考えます。 その一つのきっかけとして、円卓会議での知的研鑽の成果を、本オピニオンコーナーで発表させていただきます。

代表 鈴木 壮治

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